五年生のぼく

小学五年 佐久間 悠人 

 

 

 いつの間にか気づくと

 

お母さんよりくつのサイズが

大きくなった

 

おばあちゃんより身長が高くなった

 

おじいちゃんより重い荷物を

持てるようになった

 

買い物の時に重い荷物をたのまれるのは

面倒だけど、ちょっとうれしい

 

少し大人になった気分だ

 

でも、まだお父さんはこえられない

お父さんをこえたら大人になれるかな

 

 

 

 

小雨

小学二年 さとう あず

 

  ある日、サラサラと

雨がふってきた。

 

おかあさんが

「小雨がふってきたね。」

と言ったので、わたしは、

「小雨って、やさしい雨っていうこと?」

と、きいたら

 

「そうだね。せいかーい‼」

おかあさんが、言ってくれた。

 

「やさしい雨」が

サラサラと

せかい中にふったらいいな

 

 

 

夜の光

小学五年 海野 妃那

 

 夜、空を見ると

星が見える

それと

一つ一つ、家にともる

 

この光の一つ一つに

人が住んでいる

 

星の一つ一つの光もきれい

だけれど

家にともる光も

同じぐらい

きれいだ

 

 


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