春の花

小学三年 安島 風英

 

冬の寒くてつめたい風は

まだまだつづくと

思っていたが

春のようせい

ふわりふわりと

そよそよ来てね、

なの花パラパラ

さかせたよ

 

まだまだつづいて

花よさけ

 

 

 

ぼくのお父さん

小学四年 金子 諒真

 

  ねえねえいつ帰ってくるの

ぼくのお父さんは単身赴任

 

「ただいま」

お父さんが帰ってきた

いっしょに宿題する

いっしょに遊ぶ

いっしょにお出かけ

いっしょにごはんを食べる

いっしょにおふろに入って

いっしょにねる

お父さんといっしょに

やりたいことがいっぱいある

 

水曜日の朝

「いってきます」

またお父さんは仕事に行く

またただいまって

帰ってこないかな

 

   (『ぼくらのひろば』第五十五号より)

 

 

 

 

千円

小学五年 浜津 龍輝

 

 今すぐお金がほしい。

新発売のプラモデルがほしい。

五百円でいい。千円だったらもっとうれしい。

そう考えて道を歩いていると、

何やら紙のような物がおちている。

近づいてみたら、

なんと千円だった。

「えっ‼」

ほしい、ほしい、ほしい。

でもだめだ。

でもほしい。

しばらくだまりこんで考えた。

答えは決まった。

交番にとどけた。

「ありがとうね」とおまわりさんが言った。

千円はもらえなかったけど、

なんだかいい気分だった。

 

 

 


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